【H29年度第3種】流動性の高い社会において安心・安全な互恵規範を促進する制度・システムの研究(予定) 

担当:

経営学部 教授 山本仁志

内容:

2017年度申請に向けて下記の対応をおこなった。
2016年度はPIF規範だけをテーマにしたため研究テーマが矮小化されて捉えられた可能性がある。そこで、現在取り組んでいる間接互恵性規範も研究課題に取り入れてより広範かつ一般的な協力関係をテーマとして包含することを予定している。特に様々な規範が混在するNorm Ecosystemのモデルを構築し、協力社会の達成と維持に必要な規範が異なることを明らかにした論文が英科学雑誌NatureグループのScientific Reportsに掲載されたので、この知見を活かして協力の進化に関する統一理論の構築を目指す研究課題を設定する予定である

その結果として「AI規範の確立に向けた規範エコシステムの理論的・実証的メカニズムの解明」というテーマを立案し基盤研究(B)を申請した。審査の結果採択されたため、今後研究を遂行する予定である。