【H29年度第5種】今求められる地域コミュニティの在り方-人口減少社会での子育て支援-

担当:

経済学部専任講師 外木 好美 

内容:

1.研究目的
現代の子育て世代が、男女ともに、就労、育児、介護を同時に担う一方で、子育ての支援者として期待される高齢世帯も就労に介護にと忙しい
地域社会の中で補完しあっていた子育ては、『孤』育てへと変化している
国や地方自治体の財政も厳しく、地域社会をサポートする財源が限られている
そこで、安心して子育てができる地域コミュニティと公的サービスによる支援の在り方について事例調査研究を行い、地域比較から得られた情報を地域還元する

2ー1 成果@小田原
小田原市の「ネウボラ」の実施事例を調査
地元NPO(子育ての輪Lei)に協力していただき、地元の乳幼児がいるお母さんたちにヒヤリングを実施
実際に、保健センターへの複数ルートを移動して検証
調査結果は、学生自身がキャンパスおだわら学習講座『小田原の今と未来-子育てを支える地域を目指して-』にて報告
学生がネウボラがある保健センターへのアクセスマップを作成し、地元NPOへ提供

2-2 成果@品川
地域課題をITで解決するワークショップ(主催:品川区)公園アプリチームと協働
外木ゼミが公園の実地調査を担当
品川区民ボランティアが情報の精査とアプリ開発を担当
2017年度立正大学経済学部公開市民講座『少子化時代を情報のシェアで乗り切ろう―ママパパでつくるこれからの公園と子育て―』を開催
アプリの公開
今後の公園の在り方についてワークショップ

3.ポスターリンク
H29第5種ポスター(外木好美)